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2011年11月10日木曜日

山口一郎と大島亮介

サカナクションのNewアルバム「DocumentaLy」を聴いた。
本当に素晴らしい作品だった。

僕は音楽の専門家じゃないから偉そうなことは言えないけれど、
アルバム全体として一つの「形」が形成されているような印象を受けた。

彼らが今回、このアルバムでドキュメンタリーという形式でアルバムを作ったことなんか正直どうでもいい。
それくらいに曲がどれも素晴らしい。



(サカナクションと神聖かまってちゃん)
今、僕は邦楽シーンに注目している。
なぜなら、サカナクションと神聖かまってちゃんというロックバンドの対決が面白いからだ。

サカナクションと神聖かまってちゃんは音楽的には全く違うけれど、
バンドとしては、とても似ていると思う。
しかし、それでいて、全く違う。

まるで、悟空とベジータのようなのだ。



①まず、簡単に紹介

サカナクション
2005年に結成され、2007年にデビュー。ギターボーカル担当の山口一郎を中心とした男女5人で構成される。バンド名は「」と「アクション」の単語を組み合わせた造語。「ミュージックシーンの変化を恐れず魚の動きのように軽快に素早くアクションしていく」という意味が込められている(当時のディレクターがそうしたほうがいいんじゃないか?と言ってそうなった)。当人達はサカナ+アクションをつけたかっただけらしい。

神聖かまってちゃん
楽曲はYouTubeニコニコ動画といった動画サイト、mF247などの音楽配信サイトでメンバー自身が公開する[2]2010年3月には楽曲がスペースシャワーTVPOWER PUSHに選ばれた[3]。2010年3月10日、1stミニアルバム『友だちを殺してまで。』でCDデビュー。同年3月28日、NHKMUSIC JAPAN』に、4月10日、フジテレビFACTORY LIVE 0410』に出演。同年、ワーナーミュージック・ジャパンよりメジャー・デビューする。 坂井真紀[4]久保ミツロウ[5]戸川純臼田あさ美能町みね子などがファンである。若手に対して戸川純がファンを公言するのは異例の事である。彼らの配信には、向井秀徳中村弘二増子直純大槻ケンヂ坂本龍一高橋幸宏も登場した。 「8月32日へ」(8月31日発売)が、8月30日付のオリコンデイリーチャートで初登場4位を記録



②バンドとしての共通点と相違点
・どちらもギターボーカルを担当する男が作詞作曲を行い。バンドの方向性をほぼ独裁している。
・どちらも男女のメンバーから構成される。
・どちらも地域性がある。(サカナはほぼ全員北海道出身、かまってちゃんは全員千葉県出身)
・始動がほぼ同時期。
・サカナはライブよりCDのクオリティの方が高く、神かまはCDよりライブのクオリティが高い(個人的主観による)

ややこじつけな感もある。しかし、僕が強調したいのはバンドとしての共通点よりもむしろ、山口一郎と大島亮介の比較である。


山口一郎(サカナ)と大島亮介(神かま)
音楽に対して
山口は「音楽と結婚している」と言いきり、音楽に身を捧げていると公言。プライベートはほとんどなく、曲作り中心の生活を送っている。そのため、山口の曲にはラブソングが全くない。
大島は「インターネット配信やライブよりも曲作りの方が圧倒的に大事である」と公言している。プライベートは自宅の作曲ルームに閉じこもり曲を作っている。

メンバーに対して
山口はレコーディングなど、メンバーに対して非常にストイックな側面があり、メンバーの意見は聞き入れるが独裁状態である。
大島はメンバーの音楽性を平気で罵倒するなど、山口以上にバンドを独裁している。
しかし、曲作りにおいてはどちらもメンバーにアレンジを頼み、意見を求めることが多い。

曲に関して
どちらもポップな曲を目指している。
山口はその時の感情の起伏を曲にする。
大島も日記のようにその時思ったことを曲にしていく。
(ここからは僕の主観)
サカナの曲は全体的にキレイ。神かまはあえて歪ませたりする。
どちらもラブソングがほとんどない。
サカナは合唱を頻繁に取り入れている。神かまはヴォコーダーで賛美歌のような音を頻繁に取り入れている。
サカナは全部完成してからCDやiTunesで発売する。神かまはデモが完成した時点でYoutubeやブログに投稿する。
山口は文学や詩の造詣が深く、作詞においてはそういった言葉選びや言葉の美しさを重んじている。対して、大島は思いつくままに作詞する。

その他
山口は右利き、大島は左利き
山口はMac信者、大島はWindows信者
山口も大島も少年時代はイケてなかった(本人らの発言より)
山口は父親に厳しく音楽を指導されてきた。大島は楽器から曲作りまで全て独学である。
山口は大島を意識しているし、大島も山口を意識している。(配信でサカナの名前は頻繁に登場する)
お互いに、やや敵対している。
(某掲示板より)
山口:
「いい加減な奴がいい加減なことを歌う面白さもロックにはあるけど、 今、それを時代は求めてないと思う」 「音楽をバカにすることだったり、音楽を利用するだけの人に対しての敵意は 尋常じゃなくあって。そこだけは真面目でいたいって常に思ってるんですよ。 
“エンドレス”って曲はまさにそう」

大島:
235 名前:の子 ◆0u0/HaNako [] 投稿日:2011/10/03(月) 06:43:57.47 ID:+ExnTsRf0 [4/4]
こいつまじでぶっ殺してやろうか
ぼくなのかこれ?




すごく似ているようで全く似ていない。
この両者が今、邦楽シーンをアツくしている。

ドキュメンタリー映像
では、最後に両バンドのドキュメンタリーを載せておきます。


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